11月26日(金)〜28日(日) 

帰農研修会に参加して
今回の帰農研修会に参加した方々の感想をいくつかご紹介します。


                        帰農研修会を終えて

                                           30歳 男性

 帰農志塾の皆さま方、先日は帰農研修会に参加させていただきありがとうございました。
初日のミーティングから始まり、2日目は裏山の廃菌床の撤去作業や鶏フンの掻き出し、圃場の除草、そして、ミーティング。3日目は山の倒木の整理をして、そのあとは、手打ちうどんづくり体験と実食、最後に離れた場所の圃場と近くで新規就農されている方の圃場の見学をさせていただきました。
 2泊3日という短い日程でしたが、内容的にはものすごく濃く、肉体的にはもちろんですが、精神的にもかなりの消耗がありました(笑)、しかし、塾の有機農法で栽培された野菜や鶏肉の食事がとてもおいしかったおかげで、何とか乗り切ることができたのではないかと思います。
 この説明会の中でも特に印象に残っているのはミーティングです。
塾の内容を一通り説明するような薄っぺらなものではなく、これまでの塾の歴史からはじまり、塾長の戸松さんや塾生の方々の生の声を聞かせていただくことができました。
そして、これから新規就農する方とされた方から就農の実態に関して、ものすごく詳細な説明・・・普通だったら聞けないぐらい詳しい説明をしていただき、とても参考になりました。自分のこれから目指していく道が開けたように思います。
それから、戸松塾長をはじめとした塾生の方々の人間性の素晴らしさには本当に感動しました。会員の方々と良好な関係を築き続けている理由がよくわかったような気がします。

 ただ残念だったのは、私のこの研修会に対しての意識の低さでした。新規就農にたいして考え方に甘さがあったため、納得のいく意見や質問が出来ませんでした。そんなことをお見通しの戸松塾長からは厳しいご意見も頂きましたが、そのおかげで新規就農に対しての思いをものすごく強く持てるようになりました。
 私も就農に関しての思いを早くまとめて、できれば帰農志塾の一員として就農を目指していけたらと思っています。その時はよろしくお願いします。


                      帰農研修会に参加して

                                            37歳 男性

 先日の帰農研修会で3日間お世話になり、ありがとうございました。あっという間の短い期間でしたが、帰農志塾の農場の作業の一端を垣間見ることができ、また、帰農志塾の農業に対する考え方や会員との付き合い方、塾生の皆さんの姿勢などを感じ、とても貴重な経験となりました。特に、最近就農された方、今まさに就農(独立)しようとしている方の生の話を聞くことができ、農地の確保や資金計画など、今後の就農に向けて大いに参考となりました。
 3日間の全てが得難い財産となりましたが、今回の研修で私が一番に得たものは、「志、夢、ビジョン」とそれを実現させる為の計画の重要性です。戸松さんからは、「計画・考えがしっかりしていれば、農地はすぐに見つかる(一生懸命探してくれる)」「何をやりたいか分からないような人間には手を貸してくれない」というお話をいただきました。
 私は昨年、ある行政機関を就農相談で訪問し、有機農業を実践している農家の紹介を依頼しましたが、「100%有機でやっている人はほとんどいない、全くの新規就農で有機は難しい、有機じゃなきゃダメなの?」という素っ気ない回答が返ってきました。そのときは「なんてやる気がないのだろう」とまで感じていましたが、今にして思えば、私がただ漠然とした希望を相手に伝えただけで、自分の志や計画を相手に訴えることができず、相手を本気にさせられなかったことが大きな要因だったと感じます。
 就農の準備に多少なりとも不安があると、農業をすることではなく、とりあえず就農すること自体が目的となってしまい、どうしても就農先・農地探し、技術の習得、販売先の確保など、個々のものに目が奪われがちになります。それぞれの項目は就農のためにどれも重要なものですが、そもそも明確な農業のビジョンも無しに考えても意味がなく、ビジョンがあって始めて計画立てすることができるものだということを痛感しました。
 これからは、どのような農業を目指すのか、どのような人生を送りたいのか、という将来の姿をあらためて明確に思い描いたうえで、それを実現させるための就農までと就農後の具体的な計画を立て、着実に進めて生きたいと思います。


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