週末養蜂家のニホンミツバチのおいしいはちみつ

ニホンミツバチの飼育の様子


今回は、いつもどういう風に養蜂をしているのかご紹介します!

ニホンミツバチの養蜂のポイントは…


ほったらかし!!

です。

実家でニホンミツバチを飼育している父は、本業があり(自営業ではなく勤めています。)、平日はそんなに世話ができないということはもちろんあります。

しかし、ニホンミツバチを飼育する上では、それほど人間がすることはありません。

もともとニホンミツバチは野生に生息しているので、人間の力は必要ないのです。

むしろ、あんまりニホンミツバチに構いすぎると、ニホンミツバチは嫌がって野生に帰ってしまうことがあります。


セイヨウミツバチは、病気やダニに弱いので、薬品を与えたり中の様子を定期的に見てやらないとダメなのです。

ニホンミツバチには病気やダニの心配がないのでそれほど手はかかりません。

薬品を与えなくてもよいので、安心して飼育ができるのも、ニホンミツバチのメリットの一つです。


何かトラブルがあったときは、ちゃんと面倒を見ます。

父の知人や親戚においてあるニホンミツバチに何かあったときは、電話で連絡があるので、そういうときは父が車で出かけていきます。


特に、春の分蜂の時には、「蜂が固まっているからなんとかして!」のような電話がよくかかってくるようです。

分蜂の時は下の写真のように蜜蜂が固まっているので、みなさんびっくりされます。
ニホンミツバチの分蜂群れ



分蜂時期の春と、はちみつを採る季節の秋は少し忙しくなります。



ニホンミツバチの巣箱は下のような感じです。この巣箱は、父が手作りしたオリジナルの巣箱です。

同じ形の箱(底と天井がないので、正確には枠?)が積み重なっており、重箱式(じゅうばこしき)と呼ばれる種類の巣箱です。

ニホンミツバチの巣箱

日本蜜蜂の巣箱は、人それぞれ寸法が違います。

ほとんどの方は、自分で手作りしたオリジナル巣箱で飼育をされます。

セイヨウミツバチの場合は、巣箱は規格があり、養蜂場で購入できます。

群を捕まえるだけではなく、自分で巣箱を作るところも、セイヨウミツバチの飼育とは異なる点です。


巣箱の詳細を動画で紹介していますので、よければご覧になってください。



巣箱の作り方については、「巣箱の作り方」をご覧になってください。




下の写真も、私の父が使用している巣箱の一つです。

丸洞(まるどう)式巣箱といって、丸太をくりぬいた形状になっています。

和歌山や長野、宮崎の椎葉村など伝統的に日本蜜蜂を飼育してきた地域では、多く用いられている形状です。

ニホンミツバチの丸洞式巣箱


丸洞式巣箱は、はちみつの採取がスムーズに行えないので、ほとんど使用していません。

ほとんどが、先ほど紹介した同じ大きさの箱が積み重なった重箱式巣箱です。


蜜蜂の出入り口は、異なる形式の巣箱であっても、だいたい巣箱下部にあります。

重箱式巣箱の巣の入り口の動画があるので、ご覧になってください。

巣の入り口では、ニホンミツバチが巣箱の中に風を送ったり、敵の見張りをしたりしています。




巣箱を飛び出したニホンミツバチは、野山に咲く花を集めに行きます。

↓実家の裏にある柚子の木の花にもミツバチが蜜を集めにきていました。
ユズの花の蜜を集めるニホンミツバチ

春、実家のすぐ近くの休耕田に、レンゲが咲いていました。
蓮華畑


このレンゲ畑に、たくさんのニホンミツバチが蜜を集めに来ていました。
蓮華の蜜を集めるニホンミツバチ

↓ニホンミツバチはクローバーの蜜も集めます。
クローバーの蜜を集めるニホンミツバチ

↓ニホンミツバチがイタドリの花の蜜を集めています。
イタドリの蜜を集めるニホンミツバチ

↓がんばって蜜を集めています。




次の動画は、私が撮影したタンポポの蜜を集める日本蜜蜂の様子です。




次の2つの動画は、私が撮影したものではありませんが、素晴らしい動画なので紹介します。

まず、秋の蜜源として重要なセイタカアワダチソウの蜜を集める日本蜜蜂の動画です。




次に、栗の花を集めるニホンミツバチの様子を撮影した動画です。

これは、ハイスピード撮影されています。




ミツバチが仲間に花の場所を教える方法は、有名です。

8の字ダンス」を踊るのです。ミツバチってすごいですね。





ニホンミツバチは、花の蜜だけではなく、花粉も集めます。
花粉を団子にして、おなかの辺りに抱えて帰ってきます。

あまり知られていませんが、花粉はビタミンやミネラルが豊富で、パーフェクトフードと呼ばれることもあります。

はちみつやローヤルゼリーに優れた健康効果があるのは、この花粉のパワーに一因があります。


その証拠に、蜂の花粉は健康にいいということでカプセルなどにして売られています。

この蜂花粉、食べると花粉症に効くなんていわれることもあります。

本当かどうかは分かりませんが、花粉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていることは確かです。




花の蜜と花粉を集めて来たニホンミツバチは、巣箱の一番下の入り口から巣箱に入り、上にある巣へに向かい登っていきます。

下の写真は巣箱を底から覗いた写真です。ニホンミツバチについているオレンジ色の塊は、団子状に丸められた花粉です。

ニホンミツバチの巣箱の中の様子


巣箱の中の様子はよく見えないのですが、開放巣と呼ばれる開放空間に作られた巣の動画を撮影しました。

開放空間につくられているので、丸見えです。

働き蜂がたくさんいますね。幼虫の世話やはちみつをつくったりしています。




また、女王蜂がうろうろしている姿も撮影できました。






この開放巣を作っている人は、ほとんどいません。

大変貴重な映像です。

開放巣の作り方を、動画で公開しました。日本蜜蜂をすでに飼育されている方は、ぜひチャレンジしてください。







ニホンミツバチの巣は、幼虫を育てる部分と、はちみつを蓄える部分に分かれています。

下の写真は、幼虫が成長する場所です。左のほうに幼虫がいます。フタがしまっている場所は、蛹(サナギ)が中にいます。

ニホンミツバチの幼虫


羽化するときは、自分でフタを突き破って出てきます。

下の動画は、働き蜂の羽化の瞬間をとらえた動画です。

続々と羽化していきます。





次の写真は、はちみつが貯められている場所です。


ニホンミツバチの巣版

はちみつを採るときは、はちみつがためられている部分を押しつぶします。

伝統的な養蜂が行われている地域では、幼虫の部分も一緒にまとめて潰してはちみつを採ります。

たまに、ニホンミツバチのはちみつを食べたことのある人が、

「すごくまずかった」

とおっしゃることがあります。

これは、幼虫ごと絞ったはちみつを食べたからだと思います。

幼虫が混じっているはちみつは、滋養はよくなりますが、味は悪くなります。



のニホンミツバチ


ニホンミツバチは、冬になって気温が下がると、蜜を集めなくなります。

春から秋までためた蜂蜜を消費しながら、厳しい冬を乗り越えます。よく晴れた日以外はほとんど巣からでることはありません。

実家のあたりは、このように銀世界になることもあります。




ニホンミツバチの巣箱は下のような感じに雪に埋もれます。

雪に埋もれたニホンミツバチの巣箱


こんな雪に埋もれても、よく晴れた日には外に出て、フンをしているようです。

動画を撮影しました。




食料がなくなって、全滅してしまうこともあります。


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このホームページの説明

このHPでは、趣味で日本蜜蜂を飼育する「週末養蜂」を提案しています。

京都府丹波地方の山奥の実家で、私の父が趣味ニホンミツバチを飼育し、在来種の保護活動を行っています。

ニホンミツバチの飼育の様子を、飼育している環境を含めて紹介しています。

これからニホンミツバチを飼育してみたい方や、ニホンミツバチのはちみつに興味のある方はぜひご覧になってください。



感想等は掲示板へお願いします。




ニホンミツバチの飼育に必要な蜜蝋巣箱も販売しています。


☆取扱い商品一覧☆

購入は、週末養蜂家のニホンミツバチショップから。

・日本蜜蜂の蜜蝋


日本蜜蜂の捕獲に必須です。
詳細は、こちら


日本蜜蜂のはちみつの絞りカス


分蜂群れの誘引に使用できます。

・日本蜜蜂の巣箱


捕獲に適した中古の巣箱です。
捕獲から採蜜まで可能な4段の重箱式です。


・待ち箱セット


こちらも中古の巣箱です。分蜂群れの捕獲に必要な部分のみをセットにすることで、お求めやすい価格で提供しています。
詳細は、こちら

購入は、週末養蜂家のニホンミツバチショップから。


また、ヤフーオークションでも販売を行っています。

出品商品一覧 または、下のパーツから。



☆販売委託(蜂蜜)☆

ニホンミツバチのはちみつ

ニホンミツバチのはちみつは、アルモニさんに販売を委託しています。

はちみつの購入は、アルモニさんのネットショップからお願いします。

こちら



☆関連商品☆

実家で採れた日本蜜蜂のはちみつと蜜蝋を使って、商品開発を行っていただいています。

詳しくは、コラボレーションをご覧になってください。

・和菓子



父の友人の和菓子職人が、ニホンミツバチのはちみつを使った和菓子を作りました。

はちみつはもちろん父が採取したものを使用しています。

まゆだまはちみつレモンくずきりの2つがあります。

写真は、はちみつレモンくずきりのものです。


・椿みつ朗



大変貴重なニホンミツバチの蜜蝋と、若狭地方(福井県)産の高級椿油の2つからできた安心、安全のリップクリームです。

楽天市場に出店されており、購入することができます⇒椿みつ朗


評価は、ほとんどすべて満点の5点です。

椿みつ朗の評価(楽天)





☆おすすめ本 TOP3☆

これからニホンミツバチの飼育を始める方におすすめTOP3をご紹介します。

【第一位】


ニホンミツバチ―北限のApis cerana

インターネットではなかなか見ることのできない質の高い写真が多数紹介されています。図鑑のような書籍です。

飼育に関する記述はやや少ないです。


【第二位】



日本ミツバチ―在来種養蜂の実際 (新特産シリーズ)

巣箱の種類や飼育方法について幅広く触れており、とても参考になる書籍です。



【第三位】



我が家にミツバチがやって来た―ゼロから始めるニホンミツバチ養蜂家への道


重箱式巣箱を用いた飼育法について詳しく書かれています。

重箱式以外の巣箱について記述がないため、三位としました。