週末養蜂家のニホンミツバチのおいしいはちみつ

ニホンミツバチの天敵


ニホンミツバチにも、もちろん天敵はいます。

天敵とその対処方法を簡単に説明します。


1.スズメバチ

秋になると、スズメバチがニホンミツバチの巣のまわりにやってくることが多くなります。

スズメバチは肉食ですので、働き蜂を捕まえて連れ去ったり、殺したり、巣の中に侵入して幼虫を連れ去ったりします。

はちみつも好きなようで、秋に外にはちみつのビンをフタをあけて置いておくと、スズメバチがよってきます。


巣箱に近づいてくるのは、主にキイロスズメバチとオオスズメバチです。

○キイロスズメバチ

体はオオスズメバチよりも小さく、巣の前を飛び回ってニホンミツバチの働き蜂を捕まえようとします。

ニホンミツバチが威嚇すると、ビビッてあまり近づきません。
キイロスズメバチによって、群れが滅亡するということはありません。

働き蜂が少し減るくらいです。

ニホンミツバチをキイロスズメバチが捕食する様子を撮影しました。



ニホンミツバチの威嚇の様子を撮影しました。




ニホンミツバチが、キイロスズメバチを逆襲して倒してしまう動画も撮りました。

蜂球によって、キイロスズメバチが殺されてしまいます。。





○オオスズメバチ

世界最強のスズメバチです。他のスズメバチと比べると、非常に大きい。

羽音も重低音で、キイロスズメバチとは怖さが全然違います。

ニホンミツバチの天敵といえる存在です。ニホンミツバチの威嚇をもろともせず、巣に近づいて侵入していきます。

次々とオオスズメバチがニホンミツバチをかみ殺していき、群れが滅亡することもあります。

オオスズメバチを至近距離で撮影しましたのでご覧になってください。




動画では、オオスズメバチを靴で踏み潰しました。

その後、ニホンミツバチがオオスズメバチの痕跡を消すためにたくさん外に出てきています。

これは、「かじり行動」というそうです。


この後、オオスズメバチが侵入できない金網を巣箱の入り口に設置しました。



これでオオスズメバチの被害をほぼ防ぐことができます。



明治時代に日本に輸入されたセイヨウミツバチは、オオスズメバチのいない環境で進化したため、オオスズメバチに襲われるとなすすべもなく全滅します。

このため、外来種であるセイヨウミツバチは野生化していません。

しかし、ニホンミツバチは、オオスズメバチに対して、防衛手段を持っています。

下の動画は、youtubeで見つけたニホンミツバチがオオスズメバチをやっつける動画です。




ただ、たくさんのオオスズメバチが一度にやってこれば、ニホンミツバチもやられてしまいます。



私の実家にも、秋になるとオオスズメバチが飛んできます。

バドミントンのラケットでたたき殺したりしているのですが、最近ではオオスズメバチの蜂蜜漬も作っています。

オオスズメバチの蜂蜜漬というのは、はちみつにオオスズメバチを生きたまま漬け込んだものです。(もちろんオオスズメバチは力尽きて死んでいます。)

オオスズメバチの出す毒が、口から摂取することで健康にいい効果があると言われることがあります。

科学的な根拠は知りません。気分の問題のような気もしますが。。。


オオスズメバチの蜂蜜漬はたまに市販されていますが、オオスズメバチの巣を襲撃して死んだオオスズメバチを入れたものもあるそうです(噂ですが)

私の作っているオオスズメバチの蜂蜜漬は生きたまま蜂蜜に漬け込んだ本物です。

その理由は、動画を見てもらえればわかります!

刺激が強く、少し気持ち悪いので気をつけてください。

↓スズメバチの蜂蜜漬の作り方







2.熊

クマのぷーさんは蜂蜜が大好きです。
野生のくまも、はちみつが大好きで、年間数群れ熊の被害にあっています。

飼育をしている実家のあたりはとても山奥なので熊がやってきて、巣箱をなぎ倒してはちみつをたべます。

もちろん、群れはいなくなってしまいます。

次の動画は、熊に襲われた巣の様子です。巣箱がバラバラになってしまいました。




群やはちみつを失うだけではなく、巣箱まで壊されてしまうので大迷惑です。

養蜂家さんの中には、熊に襲われる方もおられます。

対策としては、電気柵で巣箱を囲う方法があります。






3.スムシ


スムシというのは俗称です。正式な名前はハチノスツヅリガといいます。

蛾です。このハチノスツヅリガはの幼虫は、ニホンミツバチの巣の材料である蜜蝋(みつろう)をえさとしています。

どんどん巣を食べられていくので、ニホンミツバチにとっては大変な問題となります。

このハチノスツヅリガは、頻繁に見ることができます。




群れが元気なときは、自分たちでスムシを運び出したり、巣から落としたりして対抗しているようです。

次の動画は、YouTubeで見つけた動画です。ニホンミツバチがスムシを運び出しています。




スムシを放置しておくと、巣箱にもダメージを与えてしまいます。





上の写真には、巣箱の一部ですが、たくさん穴が開いています。

これは、スムシにやられたものです。ニホンミツバチが逃亡した後に放置しておくとこのようなことになります。

ニホンミツバチがいなくなった巣箱は早めに回収するようにしています。





4.外敵?セイヨウミツバチ

セイヨウミツバチがニホンミツバチにとって外敵かどうかは確かではないのですが、興味深いので紹介しておきます。

セイヨウミツバチというのは、明治時代に輸入された外来種です。

ニホンミツバチよりも、たくさんの蜜を集め、飼いならしやすいので日本で養蜂されている蜜蜂はほぼすべてセイヨウミツバチです。

みなさんが食べているはちみつも、セイヨウミツバチのものです。


このセイヨウミツバチが、ニホンミツバチの巣に侵入し、蜂蜜を盗むという話があります。

これが本当なら、セイヨウミツバチは、はちみつ泥棒です。

しかし、逆にニホンミツバチがセイヨウミツバチの巣に侵入して、蜂蜜を盗んでいるという話もあります。

どっちが本当なんでしょうか?

たぶん、両方なんでしょうけどね。



5.ムカデ

ムカデもニホンミツバチの巣箱にやってきます。

頻度はそんなに高くないと思いますが。

ムカデのような動きの遅い昆虫が、ニホンミツバチを捕まえられるのかと不思議に思いますが、忍び寄ってうまく捕まえてしまいます。



ニホンミツバチを狙って巣箱にやってくるのは、カマキリやカエルなどけっこうたくさんいます。

これらは、群に影響を与えるほどではありません。


6.アリ

アリも頻繁にニホンミツバチの巣箱にやってきます。

アリで群れがやられてしまうことはまずないので、特に対策はしていません。

アリがやってくると、ミツバチは足でアリをはじき飛ばします。

次の動画はYouTubeで見つけた動画です。



これもニホンミツバチです。かわいいですね^^


7.カマキリ

カマキリはよく巣箱にやってきて、ニホンミツバチを待ち伏せして捕獲します。

あまりにカマキリの動きが速いので、ニホンミツバチも簡単に捕まってしまいます。

次の動画は、2011年の9月に撮影した動画です。

カマキリが1度に2匹のニホンミツバチを食べます。




カマキリに食べられるニホンミツバチの数は、群れにいるニホンミツバチの数と比べると十分に小さいので、群に影響を与えるほどではありません。

次は、はちみつを採る様子を紹介します。

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このホームページの説明

このHPでは、趣味で日本蜜蜂を飼育する「週末養蜂」を提案しています。

京都府丹波地方の山奥の実家で、私の父が趣味ニホンミツバチを飼育し、在来種の保護活動を行っています。

ニホンミツバチの飼育の様子を、飼育している環境を含めて紹介しています。

これからニホンミツバチを飼育してみたい方や、ニホンミツバチのはちみつに興味のある方はぜひご覧になってください。



感想等は掲示板へお願いします。




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